アウトドアを快適にする虫対策


┃快適度は虫対策で決まる

バーベキューのイメージ画像では、芝の上でバーベキューをしていたりして、ものすごく気持ち良く快適なイメージを持つ人も多いが、実際には屋外なので真冬の寒い時期以外は当然虫がいる。





┃虫は気にするべき対象に

都会で生活していると部屋の中に1匹でも蚊がいることも許されない環境で生活している人も珍しくない。

テング熱騒動もあり虫を嫌がるのは女性だけに限られなくなってきたが、普段虫のいない場所で生活していると虫対策も気軽に考えている人がほとんどだ。


普段使用している蚊取り線香や虫除けスプレーが全ての虫に効くわけではなく、アウトドアではその効果は弱く効かない場合も多い。また、効果のある虫対策でも、正しい使い方をしなくてはその効果は望めない。

蚊よりも怖いブヨやヌカカ、アブなど注意すべき人を刺す虫は多いので、たかが虫と侮ると後で後悔することにもなりかねない。

更に犬などのペットを同伴するのであれば、使う薬品にも注意しなくてはならないので、万全な対策を取ることをお勧めする。

┃注意すべき虫を知る

ハエも蚊も嫌だろうが、それ以外に注意すべき虫はアブ、清流に居るブヨ、海辺ではヌカカなどの対策が必要になる。これらの虫は蚊などと比べると重症化する人も少なくないので注意が必要だ。

┃アブ

アブが居るところでは車の排気ガスに反応し、マフラーの周りにすぐに集まってくるので到着後直ぐに分かる。当然、人間の息や調理器具の出す二酸化炭素にも反応して集まってくるが、大きい虫で羽音も大きく存在は確認しやすい。

┃ブヨ

清流に生息し海辺でも川の近くでは見かけ、アブ同様対策が厄介な上に、最も注意したい害虫。刺される時は同じ場所を数カ所一度にやられたりし、体質によってはアレルギー症状が出ることもある。

┃ヌカカ

ヌカカもブヨと対策は同じだが、磯に居るので、川がないからブヨは居ないから大丈夫と侮っているとヌカカの被害に遭うかもしれない。

┃ネットも侵入される

服装同様にタープやサンシェルターに虫除けのネットが付いていても、蚊よりも小さなブヨやヌカカは侵入してくるので注意が必要となる。

┃まずは害虫対策の服装から

肌の露出を少なくする必要がありグローブなども必要とされているが、ラッシュガードなどを着ていてもアブに刺される場合も有る。同様に、メッシュパーカーを着ていてもブヨやヌカカに刺される場合もあるが出来る限り肌は露出しない、首などは死角になるので注意する必要がある。

┃アブ対策

厄介でなかなか効果があるものは少なく、一般的にはハッカ油を薄め虫除けスプレーとして使用するが、シーブリーズの強力版になるので、肌の弱い人は直接付けずに帽子や衣類などに付けるのが良い。

シーブリーズに混ぜたり、消毒用エタノール(精製水が配合)などで薄めて使う。


>>ハッカ油P 20ml
>>消毒用エタノール


┃ブヨ&ヌカカ対策

アブ同様ハッカ油が効果的とされていますが、それ以外にも森林香と言う蚊取り線香のような製品が効果が有る。

この製品は防虫剤は含まれず、林業従事する人らが虫除けとして使用し、蚊取り線香などと比較すると肉厚で煙の量が多い。

>>富士錦 パワー森林香


┃ブヨやヌカカにも効く虫除けクリーム

ハッカ油の他にブヨやヌカカにも効果のある虫除けはDEETという成分が配合された製品で、日本では12%以下の配合率と定められ、ブヨなどに効果があるとされる虫除けスプレーなどが販売されています。

残念ながらこれでは有効な効果が望めないとして、米軍などが使用する35%程度DEETがは剛された製品は効果があり、日本でもアメリカで一般用虫除けとして販売されている一部の製品が購入可能で、12時間、水に濡れても効果が持続する。

実際の使用者のレビューでは効果があると高評価であるものの、子供だけで気軽に使用できるものではなく、塗った後手を洗う必要があり、炎症を起こす場合もあるので、使用の際は大人が管理する必要がある。


┃それでも刺されてしまったら

考えうる対策を全て施したが、それでも刺されてしまうこともある。

そんな時は素早く毒を吸い出すことが重要となる。

虫刺されの軟膏は必要であればそれから塗っても良い。

注射器型のポイズンリムーバーを携帯すれば簡単で、4つのアタッチメントから虫や蛇などに噛まれた幹部に合わせてアタッチメントを選び、取り付けて吸い出すだけ。

山登りは勿論、キャンプでも携帯する人は増えている。バーベキューでも携帯すれば使う機会も少なくないはず。

>>エクストラクター ポイズンリムーバー




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